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Aqueous triplog

きままに いたずらに

青森へ(2) ~予定とはなんだったのか~

旅行記

2012年3月1日(木)

何度か目が覚めたものの快眠し、起きたのは午前6時ごろ。秋田県内。

しばらくすると鯉川駅に停車。単線区間の交換のための停車である。そして午前6時27分、日本海号は東能代駅に定刻で到着。出発後、おはよう放送がかかる。

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外は朝陽を浴びた銀世界。そんな中、携帯を見ているとあるニュース記事を見つける。

JR北海道は八雲駅で脱線。現在も運転見合わせ。運輸安全委員会が出動しているという。

そういえば、寝る前にそんな情報を見た気がする。あまり深刻に考えていなかったが、どうやら大事になっているらしい。

 

JR北海道の運行情報を見る。函館本線運転見合わせの文字。これは非常によろしくない。

というのも、今回青森近郊で撮影しようと思っていたのは、津軽海峡を走るED79率いる貨物列車である。八雲での見合わせは北海道と本州を結ぶ貨物列車すべてが見合わせるということを意味していたのである。

 

そんなわけで昨夜の旅程会議は水泡に帰してしまった。どうしようどうしよう、と言いつつも列車は青森駅へどんどん近づき、8時45分。定刻で青森駅に到着した。

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ひとまず先頭へ移動。すると、既に切り離し作業が始まっていた。私たちを青森まで連れてきてくれたのはEF81 108号機だった。実は昨夜の出発前の時間がぎりぎりで機関車すらまともに見ていなかったのである。

切り離された機関車はかつて連絡船のあった海の方へと進み、駅の西側の線路へと引き上げられた。

反対側へ向かうと、既に引き上げ用のDE10 1536号機の準備が済んでいた。

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屋根の積雪はさすが本州最北端だが、天気はとてもよく、さほど寒くない。

とりあえず駅を出、今夜泊まるホテルに荷物を預けてから新青森駅方面へ、あけぼのの撮影に向かう。しかしながら、失敗。

仕方ないので青森駅へ戻ってきて、あけぼの号の回送を撮影した。

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こちらも決して安泰ではないのだろうが、ひとまず廃止や臨時化からは生き延びている。貴重なブルートレインの残党である。

さて、結局行き当たりばったりとなった私たちは、津軽半島最北端、三厩駅へ向けて動くことに。まずは蟹田行きの電車に乗り込む。

青森の車両基地を横目に津軽線は走り、新油川信号場で運転停車となった。ここで10分少々止まり、特急スーパー白鳥、函館行きに追い越される。

小一時間ほどで蟹田駅に到着。すると、不思議な光景が広がっていた。目の前に、先ほど抜かされたはずの特急が止まっていたのである。

何故かはわからないが、とりあえず乗ってみる。18きっぷを使っているが、蟹田駅と木古内駅の間は普通列車がないため特例で乗車できるのだ。

車内放送がかかり、北海道管内で送電トラブルがあり、運転を見合わせているという。これは動きそうにないということで、特急から降りて、三厩行きのディーゼルカーに乗り込む。右往左往。

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白鳥号を尻目に、煙を吐き出しディーゼルカーは出発する。

道路も田畑もなにもかも雪に飲み込まれた車窓を見ながら北へ北へと列車は進む。

車内はがらがら。それゆえに、少し離れたところに座り、話している地元の方々の声も耳に入る。

しかし、全然なにをいっているか聞き取れない。ほかの場所でも、語尾やところどころわからないことはよくあるが、最初から最後まで、何一つ単語も聞き取れなかった。これが津軽弁というものなのかと、なんとなしに感動してしまっていた。

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三厩駅に着いた。ここに来るのは2回目だが、前回は夏だったので今回は違う表情を見せてくれた。そして終点らしい終点だなあとやはり思った。

一通り記念写真を撮ったりして、また同じ列車に揺られ、蟹田駅へと向かった。