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Aqueous triplog

きままに いたずらに

青森へ(3) ~束の間の北海道~

2012年3月1日(木)

蟹田駅に戻ってくると、驚くことにまだ特急列車が止められたままだった。

蟹田から三厩へ行って帰ってくるまで、およそ2時間。

 

しかし、状況が変わっていないわけではなかった。

私たちが特急に乗り込むやいなや、車内放送がかかり木古内までは運転を行うという。

これ幸いとばかりに着席。しばらくすると、ドアが閉まり、ようやく北の大地へ向けて前進を始めたのであった。およそ2時間36分遅れ。私の経験の中では最大の遅れを記録することとなった。

列車は順調に加速。ポイントを蹴散らし新中小国信号場から海峡線、すなわちJR北海道の路線へ入る。余談であるが、本州と北海道との境界は一般に知られる通り津軽海峡、鉄道で言えば青函トンネルの中にあるが、路線管理の便宜上、JR北海道JR東日本との境界は青森県側、新中小国信号場となっている。

津軽今別駅を通過、トンネルをいくつかくぐり抜けた後、車内の液晶に「次が 青函トンネル」という文字が輝く。そして、長い長いトンネルへ。

ここで車内放送が入る。どうやら、特急列車は木古内駅で打ち切り、その先函館方面は代行バスとなるらしい。そこで、検札とともに木古内からの行き先を数える作業が行われた。私たちは木古内で下車し、函館方面には行かない旨を告げた。

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さて青函トンネルの形や所要時間は、車内のテーブル裏に書かれている。左が本州、右が北海道である。トンネルは、このようなV字型になっており、最深部へ向けてまずは下っている状態になる。

途中、竜飛海底駅というものがあるが、これは青森県側に設けられた非常用の乗降所、その他維持管理のための保安施設・機械類がおかれている場所である。冬季のため、全列車が通過となっていたが、その他のシーズンは運賃や特急料金とは別に料金を払うことで見学することができる、少々風変わりな駅である。

最深部には青と緑のランプがおかれている。と再三液晶で案内されていて、窓の外に目を凝らしたが、これのことかな、と思っているうちに通過してしまった。

列車は上り坂に入る。青森側の竜飛海底駅と対を為す形で北海道側に吉岡海底駅というものが設けられていたが、こちらは北海道新幹線建設の本格化に伴って2006年を最後に休止されてしまっている。

そして、列車は遅れ時間をそのままに、 木古内駅へ到着した。

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既に駅前には代行バスが到着しており、駅員の誘導で乗換が行われていた。

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そして、木古内駅には、乗ってきた特急(中央)、そしておそらく1本前を走っていた特急(右)、さらに昨夜からの脱線の影響でずっと見合わせとなっている3087列車(左:定刻ならば木古内駅を前日の23時台に通過している)が止められていた。

さて、このうち右側の特急が、当駅始発の青森行き特急として運転されるとの放送が入ったのでこれに乗車。また青函トンネルを通り、蟹田駅まで戻った。

 

蟹田駅近くのデイリーヤマザキで遅いながら昼ご飯を購入。待ち時間に食べる。

そして、蟹田から普通青森行きのディーゼルカーに乗車。蟹田から青森は電化区間なのだが、三厩駅からの直通列車のためである。

途中、ちらほらと貨物列車とすれ違う。どうやら、送電トラブル・脱線事故ともに復旧されたようだった。なんとも大変な日に青森に来てしまったものである。

JR貨物の運行情報を見ると、南は一ノ関、北は札幌貨物駅まで抑止列車が溜まっているようで、本州と北海道を結ぶ大動脈たる路線が半日以上止まるということの重大さを覚えた。

青森に戻ってホテルにチェックイン。荷物を整理した後、撮影のため青森駅に入る。

 

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まずは青森発上野行きのブルートレイン 特急「あけぼの」号。

 

 

 

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次に昼も乗車した789系。

 

 

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そして、今回のダイヤ改正で臨時化される大阪行きブルートレイン 特急「日本海」号。

ここで一旦駅を離れて晩ご飯へ。

 

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なにやら青森名物らしい味噌カレー牛乳ラーメン

なんでもかんでもいれすぎじゃないのと思ったのだけども、まあそれなりにおいしゅうございました。

 

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駅へ戻り、札幌行きブルートレイン 急行「はまなす」号。

はまなすもヘッドマークがあったと思うのだが、この日は何故か付けていなかった。

 

この撮影を終えてホテルへ戻り、長い長い3月1日が終わったのである。