京阪80型を動力化する

2012年10月23日(火)

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先日発売された鉄道コレクション京阪80型なのですが、とりあえず動力化に挑戦しました。

検索してみたところ既にやられてる方もいらっしゃったので、そのブログなんかを読んでいざ。

 

動力に使うのは路面電車用の鉄コレ動力。軸距は見た感じ一致しているのですが台車間距離は全然足りません。台車枠はそのまま流用できるのでなんの問題もありません。

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ということで、まずはT台車(集電だけして、モーターとつながってない方[写真左側])を外します。

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で、さらに台車間距離調整用の部分を切り落とします。

 

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次に、元々80型に入っている床板を取り出してこれを動力ユニットとつながるように切断します。ちなみに動力ユニットが先頭側、元々の床板を連結面側に来るようにします。こうするとドローバーがそのまま使えます。

 

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先頭側の床板は諸々のパーツを流用するために切り出し、ちょっとだけ加工します。長さはスペーサーなしの動力ユニットをはめたときに違和感ないように微調整。

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床板には台車をはめ込む穴しか開いてないので、その横側に集電板が入るように穴を開けます。

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動力ユニットのT台車を元々の床板に差し込み、つなげます。
ここからうまくつながるようにひたすら切ったり削ったりして調整。最終的に床下機器の半分(連結面寄り)をはめこみます。
先頭側はスカート諸々を流用したため、動力ユニットのスペーサーは使用してません。

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差し込んだT台車の集電機能は活かさないといけませんので、集電できるように金属板でつなぎます。
ここは銅線とかをハンダ付けするのが一番安定しそうなんですが道具も物もないので、BトレのT化パーツについてきて余っていた金属板でそれらしくやりました。

 

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というわけでひとまず動力化完成。路面ユニットらしく低速でもじっくり動くのは良いですね。

 

しかしながら問題にぶちあたりまして。それは、スーパーミニカーブレール(C103)が2両だと曲がらない。

 

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C103となると、2両目がやや外側に引っ張られます。そうすると、前側の台車が浮いてしまい低速だとカーブ途中で停止、高速だと運良く通過できるか、2両目が脱線します。

とりあえず後ろ車両にウエイトは詰んであるので、あとは金属車輪化を試すべきなんでしょうけども、果たしてそれでうまくいくのかどうかわからないのがこわいところで。

 

ということで模型の話でした。

 

(10月27日追記)
C103で2両目が脱線する件ですが、どうやらドローバーの可動角度が狭すぎることが原因のようでした。

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ということで、ドローバー受けの側面を一部切除しました。

これで一応通過するようになりましたが、モーター車側が空転してしまっているようなので、あとは重さなどの調整の問題になりそうです。

(2013年11月9日追記)
すごく今更ながらT車の金属車輪換装を行いました。
小径車輪を探してみたところトーマモデルワークスとペアーハンズのものがあるようでしたが、手近に手に入ったトーマ製、直径4.4mmのものを使用しました。サイズも違和感ないレベルでよかったです。
さて、これで空転の問題は治るのか?は手元からミニカーブレールがなくなってしまった(そもそも所属している部の備品を借りてきていたので)ので検証できていませんが、まあ機会があればやりたいなとは思います。