台湾旅行(3) ~台湾新幹線と古を残す鹿港~

2013年2月22日(金)
台湾2日目の朝。6時起床。

ホテルの朝ご飯を食べにのそのそと用意をします。

朝ご飯はバイキング形式。
もちろん台湾料理?が色々と並んでいました。美味しい。
ちなみに日式味噌汁なるものがあったので飲んでみましたが、何故か米の味がしました。

そんなわけでバイキングで食べ過ぎるという賤しさを存分に発揮したところでホテルを出発。

高鉄台北→高鉄台中 115号/左營 台湾高速鉄道

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やってきたのは高鉄台北駅。いわゆる台湾新幹線こと台湾高速鉄道に乗ります。
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次は[板 橋]
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そんなわけで小一時間の新幹線でした。
適当な感想ですが思ってた以上に新幹線新幹線してました。すごい。

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さて、高鐵台中駅(台鐵だと新烏日駅)からは、バスで本日最初の目的地、鹿港(ルーガン)を目指します。
鹿港は今でこそ地図を見ると鉄道のない地域で、幹線道路からも外れていますが、かつては『一府二鹿三艋』*1と呼ばれた港町。古き街並みを残している町です。

ちなみにバスがよくわからなくて、ここで一時間ほど潰したので昨日と同じく早速旅程などというものは崩壊します。
あれ?新幹線乗った意味ないよね?

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そんなわけで10時発の鹿港行きに乗ります。
台湾好行とかいう観光向けの主要停留所にしか止まらない路線なんですがマイクロバス的なやつなんですね。これで一時間か、マジか。

高鉄台中→鹿港 /鹿港 彰化客運

20分ほど走ると彰化の市街地に入りました。ここから先はうつらうつらしていてよく覚えてないので省略。
一時間ほどで鹿港の停留所に到着。この先の鹿港北区旅客中心(いわゆる観光案内所)で降りるつもりだったのですが、どうやらここでしばらく止まるようで、前に座っていた兄ちゃんいわくここで降りてもすぐそこだよ的なことだったので下車。

で、たしかに5分ほど歩いたところに案内所があり、そこで地図をもらって名所とかも教えてもらい、出発。
それにしても、さすがの案内所だけあって日本語も多少通じたのがすごかった。

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まずたどり着いたのは新祖宮。海の神様を祀っている廟です。
同じ目的で天后宮というものも近くに建てられていますが、これより後に出来たので「新」とついているようです。

続いて、南へ向かい、鹿港老街(古蹟保存地区)へ。レンガ造りの非常に趣ある場所です。
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脇道のタイムスリップ感。
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続いて摸乳巷という狭い路地に到着。
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本来は防火道として整備されたものらしく、幅1mに満たない細い道です。

次に龍山寺というところを目指したわけですが、小腹がへったので道すがらの肉まん屋さんで肉まんを購入。
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龍山寺で食べる。おいひい。

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続いてやってきたのは鹿港車站跡。
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かつて糖業鉄道が整備されていた名残で、なかなか年季の入った機関車が保存されていました。日立製のようです。

観光案内所でバス停の位置を確認して、バス停の向かいでお昼ごはん。肉まんだけでは満たされなかった。
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35元でした。

鹿港火車站→彰化 /台中 彰化客運

帰りは普通の路線バス。行きと同じ道を通るものの、さっきは案内されなかったバス停を次々通過していきます。

鹿港を訪れた感想としては、観光客が少ないなあと感じた次第。
前日に行った九份が観光地すぎたのでそれもあると思いますが、鹿港ではまったりと町の雰囲気を感じることができ非常に良かったです。


さて、彰化に着いて次に向かうは彰化機関区。
扇形機関庫が台湾で唯一残る機関区で、現役ながら見学ができるということで訪れるわけですが、今回はここまで。

*1:台南府、鹿港、艋舺(現在の台北市万華区)の意で台湾の中で特に栄えている場所を指す