3月1日ダイヤ改正

懲りずにまた阪堺電車の話です。

そろそろかなあと思っていましたが、2月6日発表があり、3月1日にダイヤ改正が行われることになったようです。
3月1日(土)にダイヤ改正を実施します

例によってまだ時刻表の発表は先でしょうから、現時点でわかっていることからぐだぐだと書きたいと思います。

 

見出しにもあるように、堺トラム第2編成『紫おん』投入に伴い、定期運用・大阪市内への乗り入れ開始が一番大きなニュースですね。これについては既に時刻表が公開されており、どちらかの編成が1日運用につく形になるようで、堺トラム同士が並ぶというのはまだ先になりそうです。

 

次が我孫子道発着の本数を増やすという話ですが、これはマイナスな材料と表裏一体の話でして、次の見出し「運転本数の設定・見直し」とも合わせて。
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まず一つが恵美須町我孫子道の列車が一時間3本にさらに減らされるという話です。1時間3本ということは大雑把にみて20分間隔ですから、もうなにやら先行きがいよいよ怪しくなってきた感じがします。写真は現行ダイヤで平日夜だけ使われている恵美須町2番のりばですが、これもいよいよ出番がなくなってしまうのではないでしょうか。

もう一つが、住吉公園駅発着の大減便。というか現在、天王寺駅前~住吉公園で走っている列車を天王寺駅前我孫子道に振り替えるわけですから当然そうなります。朝7・8時台を除き、とあるわけですから、逆に読めばその時間帯のみしか住吉公園駅は活用されないという意味なのでしょう。正直これが改正内容で一番驚きました。ちなみに現行ダイヤから考えると実際に住吉公園発着が残るのは平日だけなのではないかとも思うのですが、どうなんでしょうか。

この運転系統の鞍替えは先の恵美須町口減便の所為でもあるわけで、要は現在恵美須町口も含め12分パターンで統一されているので、我孫子道~住吉を恵美須町行きで乗って、住吉から住吉公園始発の天王寺駅前に乗り換えるという利用が可能なのですが、これが崩れるための救済策という意味合いもあるのでしょう。

あと一つ発表されている内容からは南霞町の地上集札廃止があります。普段から地上集札を行っているのは、南霞町と天王寺駅前のみですが、これにより天王寺駅前のみとなります。

というわけで今回はこんなもので。また時刻表が出たら書くことになるかと思います。

 

◎2月10日追記
堺トラムの時刻表が発表されているので、そこから日中の運用について軽く書いておきます。

そもそも現在は天→浜→天→公→天で一周する運用で、平日は13本、土休日は14本で回していますが、堺トラムが天王寺駅前浜寺駅前をただ往復するダイヤになるので、天王寺駅前浜寺駅前を往復する運用と、天王寺駅前我孫子道を往復する運用に分けられるということになります。
そこで天王寺駅前浜寺駅前の運用が1時間48分で一周していることから、これに9本。
一方、天王寺駅前我孫子道の運用は5本となるはずですが、恵美須町我孫子道の運用と独立するのか混ざってしまうのかよくわからないので、独立していると計算すると恵美須町口が3本となるので、合計17本となると思われます。

ということで、現行が平日18本、土休日19本となるので、運用数としては1,2本の減少となるのではないかというお話でした。