2014年8月24日(日)
午前9時半前、金沢駅へ。
7番のりばから出る臨時快速「能登の里山里海号」に乗車。ついこないだまでこの快速列車の存在を知らなかったのですが、どうやら新幹線開通に先んじて行っている二次交通整備というやつらしく、たまたま今日と昨日が運転日だったようで。
そういった事情から、この列車は穴水行き。のと鉄道にもそのまま入っていくため気動車での運転です。
そして停車駅も金沢を出ると羽咋、七尾、和倉温泉、そして終点穴水と結構な飛ばしっぷり。所要時間も1時間57分と、通常よりだいたい30分ぐらいは速い感じでしょうか。七尾線内はほぼ寝てたのであれですが、さすがにちょくちょく運転停車はしていたようですが。
そして、終点穴水駅到着。
今回の目的は、花咲くいろはラッピングの1~3号車をつないでの撮影会および営業運転。
ちなみに手前(左)から1号車、2号車、3号車の順で連結されていて、側面のラッピングも並べるとグラデーションになっていて非常に見応えがあります。
1号車は2012年からラッピングされているのですが、8月末で終了とのことで、このような機会が設けられたのです。結局なにやら1ヶ月ちょっと終了日が延びたらしいのでまだ来月も走るようですが。
さて、乗ってきた臨時快速が3番線へ入れ換えで入るらしく、跨線橋から並びを撮影。JR車も混色で賑やかなものです。
この入れ換えが終了後、ラッピング車の周りへの入場が解禁。駅を出てぐるっと反対側に回って向かいます。
まずは穴水寄り3号車から。この3号車は今月1日から走り始めた新しいラッピング車両です。
西側だけですが、現在放映中のグラスリップ(福井・三国が舞台)、そして花咲くいろはより前の作品true tears(富山・城端)と合わせてP.A.WORKSの北陸三部作が並んで描かれています。
ぐるっと回って反対側、七尾寄り1号車から。
あれやこれや撮っていると割とすぐ12時に。今度はこのラッピング車両を営業に入れるための入れ換えが始まるため、再度車庫外へ。
西側だけですが、入れ換え時に順番に撮影。
まず1号車。
続いて2号車ですが、これは劇場版のラッピングで絵の雰囲気が違います。
3号車。
駅へ戻り、ラッピング3両運転の列車に乗り込みます。
ところで後部運転台のモニタがちょっと気になりました。ぱっと見ゲーム画面みたいな。
そして能登中島で下車。能登中島といえば使われていない乗り場に郵便車が保存されているのですが、いつのまにやら綺麗に塗り直され立派な感じに。
ここから撮影場所へ向かい、待つこと1時間半ほど。
ラッピング列車がやってきました。
後追い。サギが映り込んだのもまた良いかなと思ったり。
それにしても、田んぼを見ているともう秋も近い感じですね。
能登中島駅へ戻り、おとなりの湯乃鷺駅こと西岸駅へ向かうのですが、せっかくなので先に隣の笠師保駅までラッピング列車で向かいます。
笠師保駅にて。
折り返して、西岸に到着。湯乃鷺駅の駅名標も健在。
駅舎内に入るとなんか賑やかなことになっててビビる。
この辺のポスターもずいぶん増えたような。
だらだらしていると不意に踏切が鳴ってホームに出ると……
金沢行きの臨時快速でした。
七尾から戻ってきたラッピングでまた穴水へ向かいます。
穴水にてラッピング3連の特別営業運用は終了。引き上げ線へ入るのを狙います。
え、2両・・・?
どうやら1号車は引き続き運用に入るようで、ホームで七尾行き表示に変わっていました。ということでこれに乗って七尾へ戻り、のと鉄道の旅は終了したのでした。
それにしても本当にかわいい。