当ブログにしては珍しく続編ものをちゃんと続編として書こうとしている。褒めてほしい。いつから前後編だと錯覚していた? などという書き出しを書いてから一ヶ月が経とうとしていました。褒めなくていいです。
そんなわけで事実上ダイジェストでお送りする(前編)の続きですが、ここからシルバーウィークに行った海外旅行の話をだらだらと書いていきたいと思います。いつ終わるんだろうなってのは思ってます。がんばります。
海外旅行の話(1)
ダイジェストでお送りする(前編)
このブログのタイトルは"triplog"なのだけども、長らくそれっぽいことを書いていないので、(前回は模型買いに行った話)ダイジェストという名の写真ぺたぺた手抜き記事をお送りしたい。色々行ってはいるんですよ、一応。
といいつつ一回で書ききる気力がないのでまずは前編ということで。 ====
8月23日
あいの風とやま鉄道のスタンプ集めへ。
魚津駅のホームにはまだ東京新潟方面って書いてあるんだなとか。
スタンプ集め、1枚3円ぐらいの紙代しかかかんないしリーズナブルだからみんなやろう。楽しいぞ?
集め終わってから、そういえば富山駅の延伸部に乗ってなかったので、新富町~富山駅~電気ビル前と乗って電波の入らないメイトに寄る。探しものは見つかりませんでした、つらい。
富山駅、結構駅手前のとこに収容力があるようで。
時刻表上どうなってるかわかりませんが、たまに同時発車したりとか。見ていて飽きませんでした。
8月29日
前日に帰省して、近鉄の団臨に乗車。
行く前にちょうど廃止が発表された住吉公園行きを一枚。誰も撮ってなかったけどな。
乗ったのは"かぎろひ"。今回のが鈴鹿線初入線だったらしいですね、面白いことしよる主催さすが。
四日市の自由時間はあすなろう鉄道へ。実は乗ってなかったんですよね。
帰りはビール飲み放題でした。
8月30日
帰りがけに話題だった寺田町に寄る。區が旧字なのがそそりますね。
9月4日
18きっぷが余ったので岐阜・長良川鉄道を乗りに。
行きがけはワープするつもりの特急が遅れるというトラブルに見舞われ、しらさぎ~ひだの乗り継ぎというブルジョアじみた真似をすることに。でもまあおかげでディーゼル特急なんて久々に。とても良いものです。
そんなこんなで予定通り美濃太田にたどり着き、レールバスに揺られること2時間で終点へ。
そういえば通過しただけでしたが、郡上八幡には中学生の頃に勉強合宿などという事実上の軟禁政策で拉致された以来ですね。あのときは持ち寄った漫画やらなんやらを宿の屋根裏的なところに放り込んで隠していたおぼえがあります。あと夜更かしが見つかったやつは随時ロビーに連行されるなどしていました。
終点は北濃駅。よく考えたら家から車で2時間ぐらいで着く場所なのに、大回りして鉄道で8時間かけてきたわけです。趣味というのは悉くアホらしいものです。
この駅併設の店舗で使える金券をみうらから投げつけられていたのでここで使って昼ごはん。当人に間接的おごりとか言われました。
で、復路は途中の美濃市で下車。美濃市になにがあるかというと。
名鉄美濃駅跡に懐かしい車両群がいまして。真ん中の線路にはモ510がいたんですが、今年度は黒野駅跡に出張中。あっちも行かないとなあと思いつつ。
さすがに美濃まで伸びていた時代は知らないんだけども、いっとき岐阜市内線・美濃町線に通った身としては大変懐かしい限りで。
外泊もできない時分だったので、今はなき3・3・SUNフリーで、朝一の上本町から快速急行に乗り、名古屋まで行って、そして名鉄で新岐阜、みたいなことを3日連続でやっていました。若い。
当時の写真ゴミみたいに下手くそで笑うんですけど一応貼っておきます。
美濃市から関まで移動して、そこから旧美濃町線とほぼ並走するバス路線で窓に流れる廃線跡に胸を躍らせながら岐阜駅まで。
連節バスかっこいいよね。
9月9日
ふらっとカーゴルクスを撮りに行く。
というわけで以上。つづくかもしれない。
氾濫するキャラクター
今日は、志摩市の話を見て色々と思いついたことを書き散らしてみたい。triplogとはなんだったのか。看板に偽りあり。嘘つきは泥棒の始まり。
さて、志摩市の話とはなんぞやという人は次の記事を。
http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20150805-OYTNT50261.htmlwww.yomiuri.co.jp
つまるところ、萌えキャラをPRのため作ったところ、モデルとなった当の海女さん達の反感を買ってしまっているということだそうだ。
市の見通しが甘かったのかなとか、署名してまでの反対することかよとかまあどっちも好きにすればいいと思うのだけれども、やはりなんでもかんでもキャラクターになるご時世であるなという話である。
少し前、キャラ化するニッポンという本がありまして。まあ読んでないので中身が関係あるのかわかんないんだけど、ふとそんなタイトルが浮かぶ感じ。
皆さんご存知の通り、私はアニメも見るし漫画もラノベも読むし、果てはパソコンでもスマホでもゲームをやっている程度にキャラクターにあてられて生きているのだけども、そういったことを抜きにしても、実に世の中にキャラクターで溢れているとは思う。特に今回の萌えキャラというのも、最初*1は物珍しさこそあったものの、いまや猫も杓子もという感じであるのは勘違いではないだろう。
そんな萌えキャラにも色々あると思うが、要はかわいさで勝負しているのだろうし、かわいいのは最早当たり前だと思う。じゃあかわいいのは当たり前でどうやってこのキャラ群に差異を見出すかというと、これは私の趣味によるところではストーリーである。たとえば、過去にどんなことがあったとか、家族構成はどうだとか、怒りっぽい、泣き虫、一人称はなにか、そういった設定あるいは属性、またそれらから構成される世界観もまたストーリーの一種だと思う。
どういったところが琴線に触れるかというのは人それぞれあると思うのだけど、いずれにせよ、ただかわいいだけでは埋没するのではということ。
今回のような地元PRキャラクター、という場合にはキャラクターを通して地元のよさを発信する役割が期待されているのだけど、ただかわいいキャラが(設定上)住んでいる街を紹介しますってだけじゃ面白くないなと思ってしまう。
だからそういったストーリーをいかに組み込むか、深堀りするかというところに注力しないとダメなのかなあと。ただ、世界観っていう意味では最初から現実世界に根ざしている*2以上、とんでもない設定を盛り込むというか、複雑な舞台装置を作りづらいという難しさがある。もちろん土地土地にドラマチックなお話があるかもしれない。
その一方でその現実世界との近さ故に現実世界へ落とし込むことがしやすいのかもしれない。そしてその世界観に触れたいがため実際にその地を訪れるのだろう。この辺はいわゆる舞台探訪の話につながりそうである。
だんだん頭も手も止まってきたんだけど、こういう地域PRとかについてもキャラクターの存在だけではいけないフェーズにいるんだよなっていう話、ということにしておこう。なんでも新規性と差別化だ。大変だ。そういうストーリーを求めているから二次創作というものがこれだけ盛んなのではないか、とも思うけどよくわからないのでこれ以上筆を進めない。
そういや萌えキャラの話で書いてきたけど、ゆるキャラにもある程度共通する話なのかもしれない。ゆるキャラあんま知らないけどね。
あべの筋の線路切替
昨日、「都市計画道路長柄堺線(阿倍野筋)拡幅整備に伴う当社上町線の移設工事について(PDF)」というリリースが出まして。
珍しく連続でブログを書いてるかと思えば阪堺の話です。
長柄堺線というのは都市計画道路名*1でして、正式には府道30号和泉泉南線。カッコ書きされているように、一般的には愛称である「あべの筋」で通ってるかと思います。13号線*2とも呼ぶんですが。
ああいよいよかという感じでして、着工は今月下旬。再来年2017年1月に線路切替、同年12月に完工というスケジュールのようです。結構前の計画では、昨年度中に終わってるはずでしたけどそれはたぶん言ってはいけない。
これにより(新)阿倍野歩道橋供用以降の懸念であった歩道橋との接続が行われ、エレベータもようやく。切替後は複線間隔がやや広がってセンターポール式が採用され、そして交差点部分をのぞいて緑化軌道に。
また、図によれば道路は両側3車線分の幅があるようで、天王寺駅前の部分は右折車線を加えて北行4車線。これは本当にすごいんですが、まあその辺は。ということで歩道橋からの写真を順番に並べてみたいと思います。
まずはwikipediaから引っ張ってきましたが、2007年9月の風景です。拡幅工事開始前で、軌道が中央にあり、両側は1車線ずつ、そして屋根付の歩道。
見た感じすごく2車線っぽいですが1車線です。「おまえこんなんバスおらんかったら余裕で2車線やろ」みたいなことは私も思ってましたが一応1車線です。ちなみに軌道敷通行禁止なので、油断して膨らみすぎた乗用車が少しでも入ろうもんならおもっくそ阪堺に警笛鳴らされてたもんです。交通は戦争。
それにしても8年前、と言われると大したことないように思えるんですが、改めて見るととても懐かしい風景だったりしますね。
少し下って2011年3月。このあいだ3年半なんですが結構な変わり様です。
写真左側では百貨店解体工事中、右側ではQ'sモール開業間近という風景。撮影の後、東日本大震災の揺れが足下に到達したことを覚えています。めまいだと思ったんですが。
2011年は阿倍野歩道橋の架替工事が本格的に始まり、2013年4月24日の新歩道橋全面供用開始まで似たような角度で撮れなくなりました。
そんなわけで歩道橋架替後の2013年6月。
近鉄百貨店は低層階の改装開業間近です。北行車線は交差点手前で外側へ曲げられています。ちなみに今見てて気づきましたが、「軌道敷通行禁止」の看板このときに変わったんですね。
11月。違う場所でかつ夜ですが、こんな感じ。
2014年6月。北行の新しい車線はほぼ完成。
ちなみにこのときハルカスに登っていまして。写真一番上の阿倍野駅からQ's前にかけて。
2ヶ月後の8月の風景。7月24日に北行車線が切り替えられ、2車線化。8月4日に市バス「あべの橋」の橋上のもの*3がQ's前に移設。
以降手元に写真がないのですが、基本的には今もこんな感じかと思います。
それにしても2017年にモ161形は89歳を迎えるわけですが、まだ生きてくれてるのでしょうかっていう話ですよね。是非ともセンターポール緑化軌道をひた走る姿を拝みたいものですが。
最後、完全に余談ですが「13号線」の話。府民の声とかでも突っ込まれてるんですよね。
府民の声 - 大阪府南部に、緊急交通路として大阪和泉泉南線(大阪府道30号)」が…
府民の声 - 数十年以前より、府道大阪和泉泉南線(府道30号)名称が…
まあ言わんとしていることはわからんでもないんですが、府道の番号付け替えちゃったほうが楽なんじゃないの、とか思っちゃうのは呼んでる側の人間だからなんでしょうね。本物(?)の13号は天下の国道1号線の旧道なのでそれはそれで地元の呼び名ありそうですし。www.nikkei.com
色々見てみると堺以南ではこの十三間道路説が有力っぽいのですが、我が家ではまことしやかに国道26号線を2で割った説が語り継がれています。謎は深い。
模型買いに行ったら帰宅難民になりかけた話
notoya.hatenablog.com
こういうことがあったのですが、記録がてら書き散らしておきます。
まず、夜行バスで大阪駅に着いたのが朝6時。ほぼ定刻通りでした。
三連休初日ということでバスターミナルはきっと混んでるんだろうなとか思ってましたが、割とまばら。いや、着くバスからはそれなりに吐き出されてるのですが、乗ろうとしてる人があまり。それもそのはず。山陽・四国方面は運休多数。中国道・山陽道・神淡鳴道が軒並み死んでいたようで。
ところで「神淡鳴道」が一発変換できないのでだいたい辞書登録するんですがなんとかなりませんか、と思って調べたらあまりそんな略称は使われないらしいですね。でも神戸淡路鳴門自動車道とか明らかに長ったらしいし、この名称から見える地域間対立というか、みんなわが町の名を付けようとして結果的にくそ長くなっている感じがすごい。
さて。
とりあえず駅に入ったわけですが、これもまあ人がいない。今回の目的地は南海本線は堺駅なわけで、新今宮まで環状線やなーと改札に向かいました。
全滅の図。
天下の大阪駅中央改札口がこの状態です。すごい。さすがに見たことない。
いや、放送によれば吹田~神戸では普通が走っているらしいのですが、私には関係のない話なのでおとなしく地下鉄へ。
難波で乗り換え、堺駅到着は7時過ぎ。先立つものをダウンロードしてから列へ並ぶこと3時間。と言っても、今は便利な世の中でありまして、手のひらサイズの電子機器でゲームしてればあっという間なんですよね。電池もあっという間です。
ちなみに列の前の方に先輩がいたり、後ろには先輩と後輩がいたりは所定ですよね。オタクの行動パターンって決まってる。
そんなわけで南海7000系の鉄コレ、4両3箱、3両4箱*1を手にしました。いくらかかったかは考えない。
でまあ、駅へ戻ろうというところなんですけども。
南海本線は羽倉崎で人身で止まってるパターン。なんなん俺なんか悪いことした?
幸いにしてその後しばらくで再開したのでなんとか梅田へ。まだ環状線死んでるからまた難波乗り換えですよ。ええ。
で、梅田で16円足りないお化けに止められたid:noto92と合流。ちゃんとチャージして地下鉄乗ろうね。
なおこの時点で私が帰る手段の一つであるサンダーバードの終日運休が決定しておりまして、そもそも今津~敦賀が死んだままであるため普通列車で帰るというのも博打になっております。すごい。ほんと何の罰を受けてるんだ私。
朝一ならまだあったんでしょうが、まあ夕方には動くやろーもう止んでるんやしなーぐらいの感じでいたため、大阪~金沢便はJR、阪急+北鉄金沢ともに満席。なんとか大阪~福井便の、しかも増便扱いを確保してひとまず望みがつながったんですが、万一、1時間ほどバスが遅れると石川県にたどり着かないという危なっかしさです。
ただ心配したところで事態は好転しないので、とりあえず南海7000系お渡し会を開催しました。サザン買おうな、って話をたぶん10回ぐらいした。
あとは私がコンプティーク探すのに付き合っていただいて。っていうかメイトもジュンクもなくて紀伊國屋にあるってのもよくわからない。彼はメイトで下記物品を購入されました。やったね。
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そんなわけで阪急三番街は17:40発の福井駅東口行きに乗車。
増便だからトイレがついてないけど気にしない。まあ4列、なんですけど私の乗る4列といえば青春なにがしなので、これ足下広い、やばいってなりながら大体寝てました。
遅れとしては20分で福井駅東口に到着。てかこの20分、明らかに新御堂の渋滞の所為なんですけど。
そんなわけで接続列車を逃し*2、しらさぎもサンダーバードもくたばってると1時間に1本しか県境越えれないので40分待ち。とりあえず今庄そば食べるよね。
なにやら時間通りに入線せずおいおいって感じでしたが、福井駅では本来特急待ちがあるので結果としてここから定時。特に遅れもせず、無事帰りつけたのでした。