町丁名をワードクラウドにした話

一年近くここを更新してないことに気づいたので書きましょうというやつです。


さて、町丁名に使われる文字だけを見て都道府県がわかるもんなのか?
ということで、タイトル通り、町丁名をワードクラウドにしたものを見せて、都道府県を当ててもらうというクイズを仲間うちで去年の暮れにやっていました。

ルール
・町丁名(〇〇県◇◇市▲▲1丁目であれば▲▲の部分)を対象とする
・「町」の字はどの都道府県でも多すぎてバランスを崩すので一律除外する。

なんのこっちゃということなので、例題を貼ります。
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はい。これは京都府です。
「通」が特徴的ですし、「る」とかは普通入りません。東西が多い割に、南北が少なく、代わりに上下が出てくるなどもわかりやすい特徴だと思います。
こういうように、都道府県全体を読むものの、結局は都市部、町名の数が多い地域が全体の特徴として響いてきます。


というわけで、直後にtwitterでも書いたんですが、出題した問題の一部を貼っていきます。
ノーヒントです。

<第1問>
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<第2問>
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<第3問>
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<第4問>
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<第5問>
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↓答えは一番下にあります。


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そんなわけで、これをZoomでやってたんですが、こんな感じでスプレッドシートでどこかで見たことあるそれっぽいものを作り、Googleフォームで回答と回答者名を投げてもらって、リアルタイムに答えがフリップ風に出てくるようにして遊びました。
消しちゃいましたが、各フリップの下側には回答者名も出してあって、これとフォームのデータを関数やらなんやら使って一致させています。
回答締め切り後、OBSで右端・下端を切り落とした状態でみんなにも見せて、一通りわーわー言わせたのち、見切れてる部分で問題番号を入れると、一致したものがパッと赤くなるというやつです。
完全に世代ですからね、これを見て育ったと言っても過言ではありません。

今回使ったワードクラウドという手法ですが、本来の目的とかとは違うかもしれないものの、こういうような遊び方もできてよいなーと思いました。
また交友関係がたいそう偏っていることもあり、割とこれみんなわかるんだなという驚きもありました。












というわけで答え合わせのお時間です。




<答え>
1.沖縄県
 1位が「城」、2位が「里」はもう沖縄。名・良・嘉・那・仲・与など特徴的な文字が多い。
2.北海道
 1位が「条」なので簡単ですねというやつ。「別」はアイヌ語で川を表す音に当てた漢字として有名ですね。
3.長崎県
 「郷」「免」「浦」「触」あたり。知ってるか知らないかによるかも。特に「触」は壱岐特有のもの。
4.和歌山県
 「丁」でわかる人はすごい。和歌山城下町は「町」が町人、「丁」が武家と分けられ、現在もそのまま。
5.富山県
 結構難しいと思った。ただ、「婦中」「八尾」あたりの旧町名を見つけるとわかりやすい。


というわけで、もうちょっとちゃんとしようかなーと思ってたら半年経ってたのでこのままURL載せてしまいます。
データ結構重いので良い接続環境で見ることをおすすめします。
https://aqueous.nobody.jp/wc/pref.html